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佐藤 史紀; 明珍 宗孝
NUCEF2001, 0 Pages, 2001/00
使用済み燃料の再処理法の一つである乾式再処理法では、これに特有の塩廃棄物が発生することが知られている。この塩廃棄物は高放射性であるためガラス固化処理が望まれるが、廃棄物の性質上、既存の方法により直接ガラス固化できないことが知られている。このため、既存のガラス固化処理が可能となるためには、上記の塩廃棄物を酸化物へ転換することが必要とされる。本発表では、上記の塩廃棄物を酸化物へ転換することを目的とした基礎試験の結果について報告する。
佐藤 治夫; 宮本 真哉
NUCEF2001(臨界安全、分離プロセス、廃棄物処分, 0 Pages, 2001/00
第2次取りまとめ及び地層処分の安全評価の信頼性向上の一環として、酸化還元条件に鋭敏なSeを対象とした還元系でのベントナイト中の見掛けの拡散係数(Da)を、乾燥密度1.6Mg/m3、ケイ砂混合率、温度をパラメータに取得した。トレーサは75Seを使用し、In-diffusion法により取得した。Daは、ケイ砂混合率の増加及び温度の上昇に伴い増加した。また、Daは、ベントナイトの主要粘土鉱物のスメクタイト集合体部分の密度に着目したスメクタイト部分密度と良い相関が見られた。このことはSeの拡散がスメクタイト部分の特性に支配されることを示している。さらにDaの温度依存性から活性化エネルギーを求め、熱力学的観点からも検討した。シンポジウムでは、上記の結果や議論と共に、還元条件でのSeの化学形態と拡散との関係や、過去に報告されている結果との比較についても議論する予定である。